40代フルタイム勤務ママ 名もない日々

どこにでもいそうなワーキングマザー兼受験生の母。の、ありふれた日々。

上の子の大学受験行脚⑤

さて翌朝。


飯田橋の時と同じ系列のホテルに宿泊しましたので

今回も前回と似た内容の無料の朝食付きでした。


ただ違うのは

秋葉原という場所柄のせいか

受験生らしき年齢のお客さんは誰一人いらっしゃらず

4、50代の男性ばかりの食堂で

私たち親子は完全に浮いておりました。


物珍しそうな視線を浴びながらの朝食はそそくさと済ませて、退散。


そういえば昨夜の女性にはあれっきり会えませんでした。

お元気かな?

きっとお元気ですね。


同じようなお部屋で同じようなサービスを受けましたが

今回の宿泊費は二人で7,500円。

やっぱり相場が分からないのですが

多分お安いのでは。


少し歩いて岩本町駅から電車に乗って

千代田区から杉並区の受験会場まで移動しました。


大学に近付くほど

電車の中に受験生が増えていきます。


どの子も車内で勉強をしていました。


駅に到着して改札口をくぐれば

受験生たちの大群が

大学生の先輩たちに誘導されて

ベルトコンベアーのような流れで

スムーズに大学へと向かっていきます。


この日は娘の志望学部である

法学部の受験のみだったかと思いますが

1つの学部の受験にこんなにも集まるの?

と圧倒されるほどの人数でした。


一体倍率はいかほどなのでしょう。


考えると不安になりそうでしたので

「うわ、スゴイねぇ」

と、呑気な母を貫きました。

でも、内心ではちょっと不安だったりして…f(^^;


駅前で娘と別れ

受験生の波に飲み込まれそうでしたので

すぐ近くのタリーズコーヒーに入って

2階の窓から見送ることに。


……いえ、間に合いませんでした。


コーヒーの注文をしたせいもありますが

あまりの混雑ぶりに

娘の姿はすぐに見失ってしまいました。


大河の流れのような受験生の列は

30分以上続きましたが

それでも途切れないので見るのをやめて

移動することにしました。


この日は上の子の出産まで勤めていた

メーカー勤務時代の後輩(東京在住)と

久しぶりに会う約束をしていたので。


豊洲の自宅で

マクロビやビーガンを主軸としたお料理教室を行っている彼女とは

かれこれ20年のお付き合い。


一緒に働いたのは1年足らずでしたが

その1年がとんでもなく濃かった!


歳も一歳違いですし

当時はまだ子供がいなかったので

仕事終わりに買い物や飲みに行ったり

彼女の実家に遊びに行ったりして。


ウマが合って

二人でいると笑いが絶えませんでした。


そんな友との久々の再会。

約束をしてからずっと、楽しみにしてきました。


忙しい彼女とは現地集合・現地解散のランチのみ。

行ってみたくてリクエストしたお店は


南麻布のカフェ、ルグランザルブル。


ツリーハウスが印象的✨


広尾駅からすぐですが

路地裏にありますのでとても静かです。


何年前だったかな?

石原さとみさん と 松下奈緒さん のダブル主演ドラマ

ディアシスター のロケ地でもあります。


このドラマを私も子どもたちも大好きでした。

ドラマで見たこのカフェに憧れて✨

撮影セットだと思っていたら実在すると知って

いつか行ってみたいと思っていました。



これでもか!というほどの野菜。

すごいボリュームでしたが

ほぼ野菜なので食べられちゃいます。


大病をして、食事療法でそれに打ち勝った友達。

大変な闘いだったのでしょう。

病気を患ってからは以前の天真爛漫さは

忍耐強さと大人の落ち着きへと姿を変え


そしてやっぱり私は彼女を大好きです。


食事療法で自らの身をもって感じたことを基に

元々料理上手だったこともあって

料理教室を開いた彼女。


センスの良さと味覚の確かさから

そのお料理は口コミで評判を呼び

あっという間に銀座や日本橋の百貨店から

お呼びがかかるほどに。


彼女のお料理教室に参加した時のことも

そのうち書きたいな、と考えています。




生きていれば色々なことがあって。

私にも、簡単には人には言いたくないような悲しい事情があったりします。


言えないといっても

世間的に見て言えないことなわけではなくて。

本当に悲しいことって

言えないものなのですね。


私が

「言葉には言霊がある」

と考えているせいかもしれません。


マイナスなことを口に出すのには勇気が要るのです。

逆に

言霊があると考えているからこそ

前向きな発言をすることで

自分に活を入れる。


そうやって心の均衡を保つことが

私が選んだ生き方の1つ

なのかもしれません。


もう10年以上前になってしまうのかな?

人気ドラマ「JIN─仁─」に出てきた

とても好きなセリフがあります。


『神様は、乗り越えられない試練は与えない』


試練を与えられる度に

「そうか、試されているのね」

と、考えられるようになりました。





上の子の大学受験行脚も

次回で最終回になるかな?